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男性性と女性性の両性への理解に向けて

セックスで虚しくなるなら男性性と女性性を認めていこう  この記事を書いてから複数の男性から質問がありました。

 

質問を一言で言うならば、

 

「自分の中の女性性、わかりたいけどよくわからない」
(女性ホルモンのこと?とか。)

 

やはり、男性が女性を理解しようとすることの方が難しいことなのだと思います。いや、所詮理解できないのだと思いますが、不思議すぎて全く不可解な感じなのかと。

 

裁縫をチクチクして何かをつくることに楽しみを感じる女性。インドアで家の中でチマチマしたことを楽しむ女性。お料理やお菓子作りを楽しむ女性。
大人になっても工作して写真立てや小物をリメイクしたり、何かオリジナルのものを創り出す喜びを感じるのが多くの女性。

 

一方で、「お金払って買った方がもっといいのあるでしょ?」「もっと何か外に出て楽しもう!」「一緒に走ろう!気候もいいし最高だぜ!?」と言うのが男性なのです。

 

こんな風にざっくりと大きな違いがあります。

 

いただいた質問をきっかけに、これから「自分(あなた)の中の異性」についての記事をゆっくりと増やしていこうと思っています。

 

 

そもそも人間は女性からしか生まれてきません。
でも、女性ひとりの存在から生命を宿すのではなく、男性と女性この両方の存在があってこそ生命が誕生します。

 

つまり、あなたが「男」であっても「女」であっても、必ず「両性」がある。男だけの自分、女だけの自分、だけじゃなくて。

 

でも、その『分離した対極の世界』がこの世界であるわけなのですが、それでも人の魂のレベル、精神性が高まってくると、この分離は統合へと向かっていきます。

 

 

統合へと向かっていくプロセスの中で人は成長していくのですね。

 

 

統合へと向かっていくことで、
男性ならば、強さや権力的に「俺は男だ!」と威張りたかった頃とは違い、洗濯物をたたんだり料理を作ったり、雑貨を見て「可愛い〜」と楽しんだり、スイーツ美味しい〜♪と喜んだり、”気持ちがわかる”など、女っぽさがでてくる。

 

女性も同じ。女性らしさというのは、今先ほどあげたような表現以外で言うならば、柔軟性とか控えめな様子、きめ細かさ、気づかい、おしとやかさとか、そいうのが挙げられますが、それとは違って、男性的強さ、合理的判断を持つなどで、男っぽさがでてくる。

 

結論、自分の中に「異性の存在」があることを理解した方が生きやすくなるということです。そう言うのを意識することなくこなされている方もおられますが、意識できるとより統合されるはずです。

 

私自身もまだまだ自分の中の異性というものへの理解がぬるっこいです。少しづつ深めていこうと取り組んでます。

 

長年いるほど楽しくなくなるのは

男と女。深い関係になり結婚へ…。
結婚した頃と違って10年‥15年‥20年‥25年‥‥と月日が流れていくほど、一緒にいるほど面白くない、一緒にるほど寂しい、でも結婚とは、人生とはこういうものなのだろうか‥‥?そんな状態に陥る人は多いようです。

 

これも、「自分の中の異性」に気づかないままでいることが大きく絡んでいるんですよねきっと。

 

 

恋愛ホヤホヤ、結婚ホヤホヤ、そんな時はまだ「分離した状態」でもなんとかなります。そんな相手をまだ「素敵」だと思えるのです。
「あなたって男らしい」「お前って女らしい」と。

 

自分自身が「男だけの自分」「女だけの自分」だと思って関係を続けると、「相手がいることで自分が成り立つ感覚」を抱いてしまう。

 

まだ初めの頃はそれで素敵と思えるのです。

 

 

でも、わかりやすい例えは子供の存在かと。
いざ二人の関係のなかに子どもができ、生活に変化が起きるとあからさまにあなたの中の変化が起きます。まず変化が起きやすいのは女性の方。

 

自分の中の「男」が子育てを通じて育まれるから。

「女」の部分だけではやっていられないのです。

 

 

そこへきて男性の方は分離のまま。
いや分離を強めていく。

 

子どもと公園で遊ぶとかキャッチボールするとか、そういうことなら進んで出来ても、いざ子育ての「えぐい部分」には入ることができない。

 

 

我が子のオムツ替えを
「えー!汚くて無理!」などと言ってしまう。

 

 

あらゆる場面で男をたて、女とはこうあるべきだと…女性らしさを優先する女性は、自分の中の男を育めないし、相手(男)の中の女も育めない。

 

子育てにおいても、あまりにこれは男の仕事、女の仕事って分離してしまうとこのようなことになってしまう。

 

汚くて無理!と逃げようとする夫に対して

「あんた、そんなこと言ってて子どもを育てられると思ってるの?そーゆーのは女の仕事とかふざけたこと思ってんじゃないわよ!」

 

鼻からこのようなことは言わず、あるいは何度言っても無理だと諦めたり、「この人には任せられない」と何もしないままでいることは、相手(男)の中の女を育てる機会の一つをあなたが絶ったということです。つまり相手の分離(男だけの自分)を深めます。

 

 

男の場合。
たとえを変えると、相手に女らしく静かにそっと支えてくれることを望んでいると、女性が成長し自立することを不愉快に思います。

 

たとえば妻が社会にでて功績を積む、昇給する…これらが、ある夫にとっては不愉快に感じるなど。

 

妻の収入が上がってくると自分の居場所がなくなる気がして妙に権力的な振る舞いになったりするなど。

 

今の時代を見ると、どうやっても女は家庭を守り男は働く、といったスタイルはその多くは無理なのかと思います。

 

 

女が女として持つ役割、男が男としてもつ役割、それは当然あることと思います。たとえば体の大きさ構造をみてわかるように、女は男には勝てないです。どうやったって力が強いのは男です。

 

そう言う本来持ち合わせた男の特徴や女の特徴を踏まえた上で、自分の中の異性を育むことが、結局は「自分が欠けたような感じ」を埋めることになるのかと。

 

人間関係の中で自分を見失うこと・・・人間関係が苦いものになる理由の大半がここにある。

パートナーになった二人は一たす一は二より大きくなると期待したのに、二より小さくなってしまったことに気づく。ひとりでいたときよりも、自分が小さくなったと感じる。

能力も小さくなれば、ワクワクするような興奮も減り、魅了的でなくなり、喜びも満足も減ったと思う。

それは、彼らが小さくなったからだ。人間関係を築くために・・・そして維持するため・・・に、自分の大半を捨ててしまったからである。

 

神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)P215

 

恋愛や結婚が終わる時、破綻する時とは、「こんな人だったとは‥‥」といったように相手に絶望するときです。

 

相手に期待し続けている限りこのようなことが起きると言うこと。

離れるべき時ならそれでいいのでしょうし、そうでなくまだ関わりたいことがあるのなら相手に期待して関わるのではなく「自分」を知ることです。

 

人間関係の本当の意味とは相手から奪おうとすることではなく、自分から何を与えられるのかを考えそれによる経験することなんですねー。それが自分の人生を創造することであるし自分を大切に生きること。

 

それで。
今の目の前の相手に対して感じている「なんでお前はそうなんだ?」「なんであなたはそうなの?」と感じる部分。

 

それはまさに自分の中の異性が何かを訴えていることなのかもしれませんよ。

相手に感じる葛藤や問題のその多くは自分の問題を投影しているものなのです。