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セックスについてあれこれ

こんにちは。吉田かおりです。

 

いま、私は久々にこの本を読んでます。
「モテたい男が飛びつく恋愛マニュアル」のようなモテ本とは全く違って本質的なことを考えさせる…でもわかりやすい本だと思います。

 


すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

 

著者の二村ヒトシさんはAV監督です。
本を読む前の私の AV監督の印象とは「ただ男が射精する目的や、男が男として持つ支配欲を執拗に描写し、女をただのその道具として利用している、そういう描写を作り出す人」と思ってました。でも全てのAV監督がそうではないんだなぁ、と感じました。

 

もう少しわかりやすく言うと、アダルト世界のセックスって男目線のものであり男のためにできたものでしょ。でもセックスって‥‥女性に対してマシンガンのように激しく突けばいいってもんだじゃないんだってこと。(そうしたいのはセックスの時に起こる男の攻撃性、支配性なんじゃないかな)

 

で、そういうのが女だっていいんだろっ?て思うのは、「それ仕様の女性」がそう「演じている」のを演技だと知らずにみているから。

 

「?!あんなにアンアン喘いでいるじゃないか?!」じゃないんですよねー。自分の目の前の大切な彼女や奥さん、好きになった女性(つまり市場になんの絡みもなく関わる生身の身近な女性)ではなく「女ってこうなんだ」ってそういう風に学んじゃったら、二村さんのこの本にあるような『キモチワルイ人』なんですよね。私の言葉で言うならば目の前の相手と同じ立ち位置に並べない人。自分よがり。だからセックスが本当には気持ちよくない。

 

あなたが単純に「モテたい」と思うのは(あるいは「やりたい」と思うのは)どう考えても、ただ単に性欲のせいだけじゃ、ないですよね。

きっと人間は、他人から「あなたは、そんなにキモチワルくないよ」って、保証して欲しいんです。(P101)

 

これがいいんだろう?って決めつけでセックスしたって全然違う。

これがいいのかな?それともこう?どうだろう?って感じで、特に女性がまだ未開拓なら一緒になってお互いが探していく。だってそれだけ女性の体ってそうなんです。女は男のように簡単な構造してませんから。

 

だいたいその快感を感じるそこを通って新たな生命(子ども)まで生み出すんですよ。それくらいある意味頑丈なんです。言い換えれば優しさや思いやりなくただ激しく触られたところで「感じる」ってないよね。(それじゃ子ども産めないじゃんーー!!)

 

セックス後に虚しくなるのは

・・・だから男は「女性の気持ち」をわかろうとしないで男視点だけのセックスでは雑で強くて荒いものにしかならんのです。

 

そういうセックスの後には、女性は寂しさや虚しさで溢れます。つまり、心が苦しい。(もっと丁寧にいうと、もともとある心の傷が埋まらない)

 

そういうセックスでどれだけ肉体的に交じり合っても、女性は「私」を感じられない。きっと…【(相手が)「私」に向いてくれている】・【(私自身が)「私」に心地よいことを許可する】この二つの内的心理状態が重要なのです。

 

この心理状態がない場合、女性はセックスをするたびに空虚感に苛まれ、その反動(無意識的な心の傷を埋められるものを求めて)無防備なセックスに走ってしまうこともある。

 

そして同じように‥‥
男性にもセックスの後の虚しさがあるのかと、私は以前から思っていました。

 

 

たとえば、女性はオーガズムに達した時というのはそれは男性のように瞬間的なことではなく、ある程度の持続があってそのあとも満たされた感覚がしばらく続きます。(場合によっては日をまたいでも続く)

 

でも男性ってそうじゃない。
射精後はまるで別人のように、妙にクールになるとか。冷めきった感じになるとか。ひどく気だるそうにタバコ吸うとか。自分自身の若い頃の性体験を振り返りながら書いてますが、そういうのって女にはないですよ。オーガズムに達した時の女性は充実感溢れるというのにもう一方で男は「別人」のようになる、というその男の心理が「?」だったんですよね。

 

男性ってイクその瞬間が気持ちいいだけで、射精後は自分の精子を放出したその、なんというか軽い安堵感?みたいなのと、「なんで俺あんなに必死こいて腰振ってたんだ??‥‥」という感じ、いわゆる罪悪感みたいなのが、どうやら、多かれ少なかれあるようなのですね。

 

女性と違って「放出する」から?つまりエネルギー放出で体が疲れる、気だるくなる?でも‥‥単にそれだけではないのかと。

 

それって、
「女性を通じて」しか「自分を肯定できない」『虚しさ』なのかと思うのです。

 

つまり、男目線の性で女性への支配欲を剥き出しにし、自分の優位性を実感するためのセックスは『歪んだ自己肯定』となり、その結末が射精後に生じる罪悪感や虚しさなのでは。そして男性もその自分の内面の傷を埋めるために、無防備なセックスに走るのではと‥‥。

 

だから「男の中の男、【俺様】」がガッツリ前に出てると、そのセックスは攻撃性や支配性の意味が強まる。それは結果的に射精後の罪悪感に繋がり、相手との本当に必要なセックスの関わりに気づけないままになる。

 

 

著書の二村ヒトシさん自身が「モテたかった理由」として「僕はキモチワルくない存在だ、と誰かに保証してもらいたかったから」だったと書いてます。それは「自分の心の穴を埋めるという動機」だとも。

 

書くことによって、モテるを経験していく二村さんのようですが、結果的にこうです。

「しかしモテるようになって僕の心の穴が埋まったのかというと、埋まらなかった。」

 

ということは、やっぱ男も自分の中の女性性を知り、自分の中の男性性という縦社会の世界から、女性性という横社会の世界を探求することなくては男もセックスで病むんだなと思う。

女性が自分を「女性」と認めるということ

女性だって自分の心地よいことは「こう」と、具体的にこうして欲しいなどという気持ちを相手に『わかるよう』に伝えるって大切なコミュニケーションだと思います。恥ずかしがって何も自分のことを伝えず、わかってくれるかな???ってただ期待して待っているだけは難しいですよ。

 

結局、何年経っても「自分に本当に心地の良い体験をセックスで経験できない」になってしまいます。これって自分の性エネルギーを効果的に発揮できないこと。もったいない。

 

 

自分の心地よいこと(気持ち良いこと=感じること)について伝える時、恥ずかしい気持ちとともにあるのも当然。それが「女性性」としての自分、ということですよ。逆にそこのところ、あまりにはっきりとしかも強い要求として伝えると、それは「男性性使ってる」ってこと。それでは相手(男)も引いちゃうんじゃないかな、と思います。

 

自分の中の男性性と女性性を知ると、振り返れば人生の中で必要な場面で何気にどっちかがリードしながらやってきてるもんだなぁと思います。この二つの性を統合できずにいるままが「生きづらさ」に繋がるとも思う。だから何もセックスの問題だけじゃないんだってことです。

そうそう、本の話をもう一つ挙げますが、AV監督というだけでなんでも性相談に乗ってもらえると思われるそうです。時々初対面の人に早漏について打ち明けられるそうです(笑)。その相談に対する回答がこれ。

たぶん早漏って、早漏が問題というより「早漏で悩んでいること」が問題なんです。女性の中には「あまり長い時間やってると痛くなるから、割と早く終わってくれてもかまわんよ」という人もたくさんいます。・・・(中略)・・・・早漏で悩む男性は、早漏な自分が「相手からどう思われているか」を気にしているんでしょう。それは相手を見ているようで見ていない。セックスの時に自分の方ばかりに意識が向いてしまっているんじゃないでしょうか。

 

そうなんだよね、ほんとそう思う。
>あまり長い時間やっていると痛くなるから、割と早く終わってくれてもかまわんよ・・・そういう人もいるのか、と「ただそういうもんなんだ」って思って知るだけではなく、「自分(男)の中の女性性の部分」で気づくことができればそれが女心がわかる男になっていく。女も同じ。「自分(女)中の男性性の部分」で気づくことによって、男の気持ちがわかる女になる、そんな感じ。

 

そして自分の中の女の存在を自覚しないと、異性である相手の「身になって考える」のはたいへん難しいことです。

 

ですから【自分の中の女】が「どういう女なのか」を、よく知ってください。

そして彼女が「いい女」だったら(もしくは「いい女」になれたら)あなたの心の中で彼女の力を「強く」してあげてください。

それがつまり「女心がわかる男になる」ということです。自分が「好きだ」と思った女性に対して、すなおに「彼女の身になって」考えやすくなる、ということです。そいういう男が、モテます。

 

・・(中略)・・

これは交際とか肉体関係とかが始まってからのことなんですが、あなたと彼女とが初めて一緒に泊まった。彼女は初めて、あなたの前で、メイクを落としてスッピンになった。または、補正下着をぜんぶ脱いだ。

それを見て【あなたの心の中の男たちがいっせいに「ウッ」という気分になったとします。彼女のことを愛してはいても、つい「ウッ」となっちゃったりするのが男です。そんなとき【あなたの中の女】が強い女だったら、「あんたたち、そんな顔するもんじゃないの!」と【あなたの中の男たち】を、たしなめます。

すると、現実のあなたは、現実の彼女の前で「ウッ」という顔をしなくてすみます。そういう男が、モテます。

 

 

わかりやすい表現されてるなぁ〜

 

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