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呼吸がしづらい、苦しい、胸が苦しい、過呼吸になるなど、このような症状が起きるのは、職場でストレスを感じる時や苦手な人に会うときなど、精神的なものから起きている、ということが自分の生活を振り返るだけで理解できる場合もあります。

 

自分の生活を振り返ってみると、ある程度のパターンを特定できるのではないかと思いますがいかがでしょうか?

 

息苦しくなる、胸が苦しくなる、それを嫌うのではなく、そうする必要がある理由を知ることがとても大切であり、解消への近道になります。

過呼吸直前と過呼吸になった時に感じていること

心と体のセルフアップサポート専門
吉田かおりです。(私のプロフィールはこちら

 

過呼吸の症状や人前での過剰な緊張感を持ってしまう人は、どんな状況の時にそれが起きているのかをまずご自身で認識なさってみて欲しいのです。

 

きっと、心がすごく不安な状態にあることと思います。

不安定でひどく緊張した状態のはずです。

 

 

はじめは

ドキドキドキドキ・・・・と、
心臓の音。

 

そして、いつの間にか

「息が苦しい!」「息が吸えない!」
といった身体感覚症状になり、

 

 

「このままどうなってしまうのか?(強い不安感・恐怖感)」

といった感情へ‥‥。

 

その強い不安と恐怖体験から

「また起きてしまったらどうしよう」
といった予期不安を持ちやすくもなることから、慢性的な不安を抱きやすくなる。

 

「息が吸えない」

「息苦しい」

「呼吸ができない」

 

この身体感覚は、意識としては死を意味することですから当然その不安と恐怖感は強いものです。

 

 

それと共に徐々にその他の身体感覚として

「手がしびれる」

「頭痛が起きる」

「動悸がする」

「意識が混乱する」

 

などでパニックを引き起こしやすくなるようです。

 

理解したいことは、呼吸が苦しいという事象は意識としては死を意味していくことへ繋がりやすいのですが、

 

実際には体の内側では決してあなたを死へ促しているのではなく、あなた自身を守るために緊張の状態が起き始めているということ。

 

今落ち着いている時に
そのような状況になる時の自分について、

 

心が不安でいっぱいになっている自分をまず認めてあげてください。

怯えている自分をまず認めてあげてください。

 

不安がるな、怯えるな、

と否定するのは逆効果なのです。

 

心が抵抗することで脳は「防衛スイッチ」を入れ、今は身を固めて守るべき時だという判断をして心臓をドキドキさせ呼吸を早め始めるのです。全ては自分を守るためのものです。

過呼吸の原因とは

 

ストレスや緊張が加わるとき、呼吸が早くなり、酸素がたくさん肺の中に入ってきます。そして二酸化炭素がどんどん出ていっています。

 

通常の呼吸では、吸気と呼気のバランスが偏っていたり乱れたりすることもありますが、それでもトータル的にバランスを保てています。

 

ですが過呼吸は、走ったりするなどで呼吸回数を増やす必要がないにも関わらず、増えてくるわけです。これはどこかがバランス崩しているというサインです。

 

心が不安な状態にある時、
体の防衛反応が働き、緊張させて自分自身を守ろうとする働きをします。

 

その働きは、自律神経で説明すると交感神経優位に切り替わること。呼吸においては吸気が交感神経支配ですから吸気が過剰にされていきます。

 

また交感神経過剰になると気管支は拡張します。
なので、息をどんどん吸い込もうとする働きになります。

つまり、酸素を過剰に取り込んでいる状態です。

 

ここで、またさらに体を守るための働きはちゃんと起きます。

脳からは”呼吸を止めろ”という命令が出されるわけです。

 

 

ところが・・・
私たちの意識を司る大脳皮質は、
「呼吸(息が吸えなくて)ができなくて苦しい!!!!」

と感じてしまいます。

 

そして
もっと呼吸しなくちゃ!!
深呼吸しなくちゃ!!

 

そうして過呼吸が起きてくるという仕組み。

 

でも‥‥深く吸い込もうとしたらダメです。

これが「過呼吸」が起こるカラクリです。

 

もしあなたの周りに突如、
過呼吸になってしまった方がいたら、慌てずに対応してあげてくださいね。

 

「はい!
ちょっと息止めましょう」
って。

 

それから、落ちついて声をかける。

 

「呼吸は深くしようとしなくて大丈夫ですよ」

「呼吸のリズムを意識してみましょうか」

 

などと声をかけて背中をそっと触れてみると良いかと思います。

 

すぐに落ち着いてきますから。

 

過呼吸になっているとき、どれだけ吸おうとしていても体の中に酸素がうまく行き渡らない状態です。その原因は呼吸のしすぎにあるのですから、少しの間呼吸を止めることが必要です。

胸の苦しさは心の問題として受け止め放置しない

例えば職場で過呼吸が引き起こされる、とします。

 

 

上司の態度にとても怯えている自分があったり、仕事の量が多すぎて上手く回らない状態が続いていたり、職場の人間関係に悩んでいるなどなど。

 

ストレスが大きく影響していることと思います。

 

特に上司が感情的に怒鳴ったり態度が冷たかったりすると、上司という権力を振りかざして部下はその力に屈服せざるを得ない、などというような状況も本当によく聞く話です。

 

ホント、そんな話を聞くたびに
狭く閉ざされたその世界をものすごく残念に感じます。

 

ただただ「自分の思いを我慢しなければならない」
といった状態に身を置くこと。

 

それは苦しい生き方です。
不安を掻き立てる元になります。

 

どうしてもおさまらない自分の気持ちを
「我慢するしかない」
とするのは間違っています。

 

このような我慢は抑圧にしかならず、臓器に悪影響を与えます。

決してストレス回避にはなりません。

 

相手と関わりを持つことなく我慢するだけの関係性とは、健全なコミュニケーションではありません。

その関係においては、お互いが「人としての力」を発揮していないときと言えます。

 

我慢するだけとした在り方を
あなたが選んだその時点から

相手に自分の力を渡していると言えます。

 

(私の心はあなたにお任せ…)

 

そんなことをしていたたら
あなたの幸せも不幸も全部他人任せ?!ということになってしまうのですよ。

 

「それでいいのでしょうか?」

 

心の問題としてそのストレスを根本から解消することはできます。
そのためには、自分の力を自分に置き、自分の問題として受け入れることが必要です。

相手に力を渡さない・奪われない在り方

先ほどに挙げた例えのように、怒鳴ったり上司であることの権力を振りかざしているような人や、気に障る相手に対する「自分の考え方」に注目していきます。

 

自分の考え方に注目することなく相手の在り方に意識を向け続けている以上、相手主体になるばかりで自分が相手によって振り回されてしまうポジションになってしまいます。

 

では、我慢しないでもっと自分が自分らしく過ごせるようになるにはどうしたらよいのでしょうか?

 

自分を中心に物事を考えていくようになると、流れが変わっていきます。方向性が変わっていきます。

 

「あなたはどうだこうだ」
という言い分を置いておいて、

 

「私はこうだ、ああだ」
という言い分にしていきます。

 

 

そして、
自分が何を感じているのかをよく知ってみてください。

 

理不尽な対応をされたり
納得できない事々を我慢するなど、
そのような繰り返しをしてきてはいないか?

 

こういった「自分の在り方」は、しんどいこどなのだ。
自分にとって辛いことなんだ。
そう理解することに時間を十分にとってみましょう。

 

 

でも次に、こんな考え方に迷走するかもしれません。

 

「我慢ばかりはしんどいけれど‥‥
相手に意見して争うのは怖いし嫌だ」


「どうせわかってもらえないはずだから‥‥」


「きっと、そんなことしたらただじゃすまないはずだ」

 

こう考え、またすぐに元に戻っていきたくなるかも知れません。

「やっぱり我慢するしかない」と。

 

でも諦めないでください。
我慢ではない解消法はあります。

自分を中心にした流れに変える

自分を大切にすることがなされていなければ、全てのことは「偽善的」になります。
自分がどうしたらもっと自分らしく居ることができるのか、といったように自分を大切に考える癖をつけてみましょう。

 

 

人は、自分の気持ちや感情、思考、行動の責任は自分にあるのだということをどれだけ自覚しているかによって大きく変わります。

 

諦めずに一歩、そしてもう一歩、もう一歩、自分に向かってみると、思考が変わっていきます。

 

「相手と争うのではなく、自分の気持ちを表に出して意思表示出来る言い方ってどんな感じだろう」

 

この方向へと流れを変えていきましょう。

 

相手を敵とみなし、争う体制をもつから、


「そんなことはできない」  


「そんなことをしたら大変だ」

 

と思ってしまうわけですが、戦いをするわけではない?ですよね。

 

 

ふだん、あなたが誰かに対して「脅え」という反応をしている人は、その相手の心境の中に「脅してやりたい」衝動をどんどんと働かせます。

 

その相手は、あなたを脅していることで自分は他者から脅されないと考え、それによって自分の安全を保っているといったように、歪んた関係性を強めてしまいます。

 

だから、実は自分のために『自分の気持ちを争う形でなく伝えること』ができる人は、相手との歪んだ関係性を断ち切り、相手の問題を相手に返していくことになるのです。

呼吸機能は自律神経をコントロールできる

呼吸の不バランスによって生じてくる過呼吸ですが、不安や恐怖、抑圧といった過度な緊張から体の調節系である自律神経のバランスが大きく崩れ過呼吸を引き起こしてしまいます。

 

自分を大切にする在り方を身につけていく努力によって、それが自分らしさを保つことができるようになり、過剰に捉えてきたことに対してもっとシンプルにとらえることができるようになることが必要です。

 

それらがストレスを上手く対応できる自分の在り方になります。

 

そして、呼吸機能とは唯一無意識に行われている自律神経の働きを調整できる部分です。

 

吸気は交感神経
呼気は副交感神経

 

胸が苦しくなってきたとき、
「息が上手く吸えない!!」と感じ、死の恐怖や猛烈な不安に掻き立てられ心がパニックになってしまうこともある過呼吸。

 

吐く息をスムーズに行わせることが吸う息の正常化を取り戻すコツです。

 

そして、この自律神経を調整できる呼吸法を普段から取り入れてみることをお勧めします。

 

腹式呼吸を日常的に行ってみること。

 

お腹に風船があるとイメージして、
吐き出す息からしっかりと意識を向けて練習です。

 

 

吐き出す際にはお腹の力を絞って吐き切っていきましょう。

 

そして次にお腹の力を緩めながら
お腹(風船)を膨らませていくイメージで吸い込んでいきます。

 

腹式呼吸が身についてくると、
お腹→胸→肩といった感じで胴体全体で呼吸をしていくことができます。

 

感覚が鋭くなっていくと、胴体というよりも
身体全体で呼吸ができるようになっていきます。

 

胴体全体、身体全体で呼吸をするイメージができると、意識がとても広がっていきます。

この意識の拡大が心に癒しを与えるのです。

そもそも自律神経ってなんだっけ

自律神経とは、人間の体の調節機能を担う重要な働きをしています。

「交感神経」「副交感神経」

これら2系統のことを自律神経と呼びます。

 

脳の視床下部から指令を受けて
24時間生命維持のために対応してくれているわけですね。

 

この2系統はシーソーのような関係で働きます。

簡単にいうと

交感神経(緊張)

副交感神経(リラックス)

 

 

交感神経の働きによって、
活動的に行動することもできます。
しかし、それが過剰になると

 

心臓はいつもドキドキドキドキ・・・・
汗がダラダラ・・・
筋緊張で体がこる・・・
便秘がち・・・

 

などなどで、いくつも問題が起き体に負担が押しかかってきます。
身体的ストレスから精神的ストレス、農薬や添加物、薬害などの蓄積も大きなダメージとなります。

 

 

 

では次に副交感神経。
この働きによって夜スムーズに睡眠に入ることも出来ます。
そして体を休めることもできます。

 

となると、リラックスの副交感神経が立派で大切、と思われがちかもしれませんが、リラックスのし過ぎもダメなのです。

 

身体全体に血液をうまく循環できない・・・
喘息やアレルギーを引き起こす・・・
やる気を出せない・・・
下痢がち・・・

 

などなど、こちらの場合もいくつも問題が出てきます。

つまり、自律神経の交感神経・副交感神経はバランスがとても大事ということです。

 

どちらかというと全体的には副交感神経が優位になりつつも時と場合によっては交感神経がきちんと働く、という関係が良いようです。

自分を大切にしよう

 

この世を去る時の呼吸は「八ッ‥八ッ‥」と口を開けて肩を引きあげながら息を短く素早く吸い入れます。この時の吐く息は、その人にとって重要ではないようです。

 

命の終わりが近づくからこそ、自然に体は”この世で使い切らなければいけないエネルギー”を使いきるために、交感神経を優位に立たせ活動するからです。それを尽くすことができるからこそ、肉体から息を引き取り次の段階へ向かうことができます。

 

だから、息を吸うことも吐くことも生きることなのですね。

 

どちらかというと呼吸について「吸うこと」の方が重要(表)で、吐く息はその残り(裏)のようなイメージをお持ちの方が多いような気がします。

でも、二つで一つである呼吸をよく理解し、生きていることの証である「呼吸を大切にする=自分を大切にする」ことを日常から行っていきましょう。

 

 

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