【イネイトヒーリング体験】他人を見て実感できること
生まれつきの左股関節の問題
先日、4名お集まりのなか、イネイトヒーリング体験をしてもらいました。そのとき取り組ませていただいた方の症状は、生まれつき左股関節の動きが悪く、痛みもある。日常生活に支障が出るわけではないけれど、ある動作の時には痛む というものでした。その一つに、あぐらがうまくかけないという状態もみられます。
ご本人は、「もう生まれつきだからこれは治るものではない、仕方ないと諦めている」とおっしゃるのですが、私が情報を捉える限り、改善するようなのです。確かに生まれつきのようですが、改善できることをはっきり捉えられます。
そして、それをよくしていくためにまず第一に私が捉えられた情報は坐骨のトラブル。
坐骨のトラブルについてはこちら↓をご参考に。
この方の場合、坐骨のトラブルが左股関節に起きる痛みの3割程度の関連があるようでした。坐骨のトラブルはあらゆる症状の元になっていることが多いので、この問題を捉えたら最優先に取り組みます。
今回の方は、
左坐骨と尾骨にトラブルがあることを、
相手の脳の情報から捉えました。
そこで、座った時の体の様子を確認します。
あぐらになって、ある一定の動作をしてもらうと‥‥やはり左側のお尻(坐骨)は座り心地がしっくりきていないとのこと。
あぐらの膝も左側は位置が高く、坐骨がスムーズに沈んでいない(動いていない)ことがはっきりと見て取れます。そのほか背骨の力を見る検査をすると、こちらもはっきりと坐骨からくる影響で体の右側と左側が大きく違いが出ます。
すぐにアジャストをし、その後、
アジャスト前に行ったものと同じ検査(動作)をしてもらうと‥‥
見ていた他の3名は
「わ!すごい、全然違う!」
3名全員がその変化に驚かれているのですが、体験中のご本人は「??そんなに違う??」とわからないご様子。ご本人が初めからおっしゃっていた通り、自分の感覚が少し鈍いご様子。
また、あぐらの様子をみると見た目が全く違ってます!
左膝の位置がかなり低くなり、右側とほとんど差がない状態に変わられています。
その後、
このようなほとんど刺激を加えることなく行うこのイネイトヒーリングの施術方法の理解を深めてもらうために、この方の体をさらに調べます。
体の検査で実感。体は瞬時に変化する。
最もわかりやすい検査が腕や足の関節の状態をみる検査です。
この検査は立位でも可能ですが仰向けになった状態で説明しますね。
この検査は仰向けに寝てもらい、
手首、あるいは足首をもち、下方に引っ張ります。
それだけです。
それによって何がわかるかというと、
『関節の締まり』をみることができます。
正常ならば腕も足も、下方に引っ張られたとしても、そこに関連する筋肉がきちんと機能するためカチッと固定されたままなのです。
ですがそうでない場合、
腕の場合ならば頭部までグラッと動いたり、首から腕にかけてがビヨ〜ンと伸びます。
足の場合なら、腰辺りからズリッと伸びるような動きをします。
それらを、
体を実際に触る検査をする前に、こちらではすでに、相手の腕や足、その左右のどちらに問題が起きているか捉えているんですね。そして、それが「どこ」に関連しているのか?(本当の原因箇所)ということまで、先に捉えています。
つまり、
実際に私がクライアントさんの体を検査をするときは、どっちがどうなるということを、先にわかってやっています。相手の脳から情報を拾っているためわかっています。
この方の場合は右腕と右足が正常ではないということでしたが、実際に引っ張って検査してみると、それははっきりと出ます。左側はしっかり固定されて全く動きませんが、右側の腕も足も、引っ張るとグニャングニャンです。
そして、それが関連している場所は「左脳」と捉えていましたので、今度はそこ、左側頭部に触れて検査(手首や足首を引っ張る)します。
すると、
変化するんですねー。
しっかりと固定されます。
でも、手を頭部から離してもう一度ひっぱるとグニャンと伸びます。
こういうサインを体はちゃんと出すのです。
脳の情報を捉えるという意味
私が今やっているヒーリングのベースになっているイネイト活性療法を知ったとき、体とはそういうサインをあらゆる形で出しており、そういう情報は全て脳にあって、その脳の情報を捉えることであらゆる不調や病気の根本的な問題が解消されていくことを体験会で知り、人間というものはすごい!!っと、相当な感動をしました。
またその後は様々な素晴らしい先生方と出会い、今のやり方を確立させたわけです。
今回、複数で行ったヒーリング体験では、
受けているご本人が、体の変化について実感しにくいご様子で、みている周りの方が「わ〜〜ほんとだ!なんで〜〜?」と瞬時に変化してしまう体を不思議に見ているという状態。
これはありがちなことだと改めて実感しました。
私たちは人は、体の真実について本当に知らないままで生きているということです。体とは、いろんなサインを出していて本当に大切なことを知らせようとしているのです。でも、こういうことが実際に起きているんだ、という事実をほとんどの方が知らないでいます。ですから不調が起きた時には医学的にしか考えることができません。
でも、実際にこのようなことに対して脳からの情報を読み取り、体に起きていることを、そしてそれがどうすると変化を起こすなどということを伝え、実際に検査で体験してもらい、体験してもらっても、自分を客観的にみることはできないことから実感しにくい、という現実が起きるようです。
ですから「自分の感覚」がわかることが非常に大事なのです。
そして、医学的なことでは絶対に説明が付かないことが人間という存在であり生命の本質であるということ。そのことを認めることができるかどうかです。
客観的に捉えることの効果
あと、できるだけ客観的にみる・知る、つまり体験するということが、このような複数で行う意味を高めるものだと感じました。つまり、【みる対象者】がいるということはとてもわかりやすい、ということ。
「自分」についてはどうしても「みる」ことができません。みる対象物そのものに目があるわけですから・・・。
だから鏡を通してとか、動画をとって、自分を丸ごと確認できるなどが役立ちますね。(鏡よりも動画の方が客観できます。)自分を客観的にみて人間の本質を体験して深めていくこと、そういう外枠から固めていきながら「自分の感覚」を感じる感性(内側)を高めてもらうことが大事だな、と気づきました。
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