右側のお尻が痛くて座布団を持ち歩きたいほどの症状は坐骨の問題があった
坐骨の問題って何?
わかりやすい例で言えば、明らかに坐骨(お尻の部分にある骨)に痛みがあった先日のお客様がそう。
「右のお尻が痛くて、長く座るのが辛いです。どこへ行くのも正直な気持ちは座布団を持ち歩きたいところなのです。右のお尻がとんぎった感じで本当に痛くて‥‥こんなこと誰もわかってくれないでしょう?」
こうおっしゃるTさんの症状を1回のイネイトヒーリングでよくできました。
(その1回の施術から今3ヶ月経過してますが、Tさんはその後から「座布団を持ち歩きたい」心境になったことは一度もないそうです。とてもお喜びいただいています。)
また、
「今日はなんか左側のお尻が座りにくくて‥‥ 」と言いながら、クッション代わりにご自分の脱いだカーデガンをお尻の下(椅子の上)に置いて座られたKさん。こうおっしゃるKさんも1回のヒーリングでその症状をよくできました。(数分の施術の後すぐ、クッションなく普通に椅子に座ることができました)
でも坐骨のトラブルについて、
今回のお客様のように「お尻そのものが痛い」と訴える人だけでありません。そういう自覚がなくとも坐骨の問題があることによって他の部分に起きている不調も多くの方に見られます。
坐骨にトラブルが起きていると、トラブルがない人と比べると人の話を3割程度しか聞けていないです。そういう状態になってしまっているのに、「性格」のせいにされるだけです。
大人であれば、「じっと座っておけないなんて‥‥」と恥の気持ちを持って人には言うべきことではない、自分の根性がない、のように感じられていたりします。凄い損しているのです。
これは性格の問題ではありません。
坐骨の問題があると起きやすい症状
✅お尻が痛む
✅座り心地が悪い
✅座ると体が傾いてしまう
✅落ち着いて座っていられない
✅脚組みをしなければ落ち着いて座れない
✅なんども坐り直しをしなければしんどい
✅ずっと同じ姿勢が苦手
✅疲れやすい
✅頭が重い、肩こりがひどい
✅原因不明の不調が起きやすい
✅自律神経が乱れやすい
座ることに辛さを実感されていない人の場合、
そのほかに起きている膝痛や腰痛や肩こりなどがまさか坐骨の問題があるなどという発想はないため、マッサージなどに通い症状部分をただただほぐしてもらい、でもすぐに元に戻り一向に解消されない、という繰り返しにしかなりません。
骨そのものの歪みのことではない
恥骨部分まで囲まれていますが、下の部分が坐骨です。
坐骨が物理的に歪んでいるとか、そのような問題ではなく、そもそも体に組まれたプログラムの問題です。
追記:先日、坐骨の問題を解消したお客様は、『座った時の左右の坐骨そのものの歪み』を実感されていましたが、アジャスト後、その歪みまで解消されたとおっしゃいました。力を加え矯正するなど一切していません。
詳しくはこちらの記事↓の最後にあります。
坐骨の問題があることによって、その上に連なる背骨に本来の力を保つことができません。(それも実際に検査で確認することもできます)
坐骨の検査でわかること
坐骨の検査とは座り心地の様子から背骨の力を確認する検査をします。
✅立位で肩を押すと体がぐらつく
✅あぐら座で両肩を下方に押すと背中が丸まる
✅あぐら座で重心移動がうまく行かない
検査にて以上の内容が確認できます。
脚を組まないと落ち着いて座れない
ちなみに、
私は以前は常に足を組んでしか座れませんでした。
「組んでいたら骨盤を歪めてしまう」との【思い】から、足組しない努力をしている状態。でもどうしても‥‥正直きつい。努力では正直きついと感じていました。本当は足を組まなければ座っていられない人でした。
でも今は足を組む方が違和感があります。
今はなんの無理なく両足裏を床につけて長いこと座っていられます。
これ、以前では考えられないことでした。
さらに振り返れば、子どもの頃から親にもよく言われていましたが、「じっとしていられない子」でとにかく落ち着きがない子のようでした。そう言われて怒られていたことなどを今でも覚えています。生まれた時から坐骨の問題があったということです。
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私が子どもの頃からの落ち着きのなさや不安などと「坐骨の問題」は関連していました。こちらの記事を参考に↓