潜在意識を味方につけて願望を叶える方法とは
こんにちは。吉田かおりです。
今定期的に勉強会を開いてくださっている先生のところへ、すでに施術家として活動されている方々とともに参加している私ですが、そこでは習得した技術のレベルアップだけではなく、さらなる相乗効果のために気を使ったエネルギー療法をはじめに様々なことを学んでいます。
その中から最近の印象に残ったことは、
施術者がクライアントにアプローチする時、施術側の意識次第では【相手に効果的な良い影響を及ぼすことは絶対にできない】という残念な結果に至ってしまう場合もあるということ。
それが‥‥
「私がよくしてあげる」
「私が治してあげる」
「私が癒してあげる」
このような「わたしが」の思い全て、
これらは『邪念』になるということです。
「わたし」が強いとこだわりになる
これは、 施術側の態度の問題だけではないなぁと思いました。たとえば、体の問題でも心の問題でも金銭の問題でも、問題を抱えている本人が自分自身に対してよくなりたいという願望を強く「願い続けている状態」も同じ。
願望を願望として強く「願い続けている状態」とは
その願望が手に入らない現状
を引き寄せてしまうことを意味します。
(これについは記事後半で詳しく説明します)
施術側の意識に「私」が強まってくることで起きる「自我意識」(私がよくしてあげられる)
これと、
「願望をいつまでも願い続ける状態」
結論。
これらに対する結果は「手に入らない」ということです!!
私がちょくちょくと読むハトホルの書の中に、先日のこういった学びと似たような内容があったのでここにご紹介します。
思考や感性を同じくする人が集まると、倍音(ハーモニクス)が生じます。そしてより高次の領域で各自の振動エネルギー場を強化することになります。しかし共通するエネエルギー場を持たない人とであっても、できるだけ多くの人と交流することには大きな価値があると言えます。そうした人との関係は、自分の判断や決めつけの思いを制しバランスの良い安定した状態から異なるエネルギーに関わる機会を与えてくれることになります。そうした関わりこそが、本当の意味であなたの進化を加速してくれるのです。考えを異にする人との関わりは、もっとも得るところの大きい交流となる可能性があります。
V・・エネルギーの癒しを行うヒーラーは、その点についてどう関わればいいのでしょうか。
これは主として内的姿勢の問題です。ヒーラーが患者に対して決めつけや判断なしにヒーリングのパワーやエネルギーをチャンネルするのであれば、その「ヒーリング」は純粋なものとなります。
しかしヒーラーが患者について決めつけや判断を持ちながらそれをチャンネルしている場合、
その「ヒーリング」は純粋なものにはなり得ません。ヒーラーの判断や決めつけは何らかしらエネルギーレベルでクライアントに伝わります。これはクライアントに害を及ぼす可能性があることですから、ヒーラーが自分のそうした内的姿勢を、少なくともヒーリングの間だけでもやめないかぎり、セッションを中止すべきでしょう。決めつけや判断の想念型はたとえ言葉で発せられなくとも、否定的な衝撃を与える危険性があるのです・・・・ハトホルの書〜アセンションした文明からのメッセージ〜
P146.13行目〜147. 11行
ハトホルは、こういった姿勢でいるヒーラーに警告していますね。
クライアント側に否定的な衝撃を与える危険性があるとまでしっかりと書いてあります。
日常の中で、このことについて考えるのなら、心の中で思っていること、考えていること、イメージしていること、つまり潜在意識の影響は良い方向にも悪い方向にもとにかく「強く」現実に影響するということと同じことです。
言葉とイメージが一致するかしないか
イメージすること、
この力は本当にすごく私たちに影響力をもたらせます。
言葉でどれだけのことを語っていようが、その内面にどんなイメージをもっているかが非常に肝になります。
言葉<イメージです。
言葉がただの言葉だけであり、内側には(無意識的にも)その言葉とは反対に描いているイメージある場合、そちらが優先されるということ。
つまり言葉では「イエス」でもイメージが「ノー」ならばノーが優先される、ということなんですね。
情報空間と物理空間
さて、新たな言葉を使いますが、
この世には「情報空間」と「物理空間」があります!!(学びを私なりにアウトプット!)
『物理空間』とは、物質的世界そのもの、この「現実」を指し、目の前に見えるもの全てであり自分自身もそう。で、私たち人はこの物理空間の中だけに存在しているわけではありません。
個々がそれぞれに持つ、頭のなかだけに存在する空間もあります。
これを『情報空間』と言います。
例えば、本を読んでいてその内容によってイメージして出てきた登場人物とかがそう。
スリリングな小説とか読んでいたりすると、もうイメージの描写がすごくってドキドキしてきたりとか、手に汗握ってきたりとか‥‥その後も深く記憶に残っていたりすることだってありますよね。
つまり情報空間とは、簡単に言えば『イメージ』。
確実に物理空間に影響を与えています。
というよりも情報空間にその情報があるからこそ、物理に反映されています。あらゆる病気や症状と言うのも、その状態として現れるのはそういう情報があるから、と言えます。
人は物理空間の中に生きながら、必ず情報空間に影響を受けています。
どのような情報(イメージ)を持っているか、その強弱によって物理(身体)は変化を起こします。
少し例えを変えて‥‥
朝ごはんを10時過ぎ頃に食べたのでお昼時にはお腹が空いていないはずなのに、
「12時=お昼ご飯を食べる時間だ」
という情報が入っているだけで、
食べずにはいられずその時間に食べる。
明後日は会議でプレゼンをするという予定があると過程・・・・。
「プレゼン=緊張=ちゃんとした自分を見せなければならない」
という情報が入っているだけで、
明後日の予定(情報)が、「今」に不安や不快な体の重さ腹痛など、身体(物理)へと影響を与える。
そのようなことごとが起きます。
イメージから生じる臨場感
言葉とは「意識」の領域。
イメージとは「無意識」の領域。
言葉、思考に偏り願望を掴みたいと願い続けることは‥‥
いつまでもたっても「意識の領域」その範囲内でのこと。
「意識(言葉・思考)の領域」とは目で見えない領域ですが「物理空間」に非常に近く、現実にある【今の願望をつかめていない自分の状態】を強化させてしまいます。
え?!!
願いって強く願うからいいんじゃないの?
って思われた方もおられると思いますが、
それは正解でもあるし不正解でもあります。
初めはそう願うことからスタートすることには変わりないのですが、強く「願い続けている状態」になるのは‥‥違うわけです。
意識(言葉・思考)=物理空間(に近い)と説明しましたが、過去現在未来などの時間の概念、それから空間の概念(海外に旅行に行くイメージができたりするなど)などは、意識の上で持つことができますね。
物理空間に影響を与えられない最大の理由は、
そのイメージ『力』にあるということ。
イメージの力が乏しく、意識、言葉、思い、でいるとき、現状においてそれが手に入っていない不満足感や不安の方を体験しています。
どれだけ「思いの力」で「ありたい自分」を願っていても、現実は不安がつきまとっているという現状にしかならない。この不安を回避したいから、「ありたい自分」「目標」を持って願いを抱く。この状況が続いているのは望ましくないのです。
一方で、徐々に自分の思い(その言葉)のイメージを「強く」抱けるようになることによって、イメージの臨場感が上がっていくこともできます。
これが「情報空間」が「物理空間」へと作用していく始まり。
徐々に身体感覚としてリアル感を体験できます。リアル感を体験できるということは、「情報空間」が「物理空間」に影響を与えた「結果」なのです。
つまり、この経験を積むことが無意識(潜在意識)を味方にする方法であり、加速的に進化する流れになること!!
参考著書
何もかも人任せじゃダメ。
「よくなりたい」と「言葉」で願い思うだけで、そのイメージが乏しければ臨場感も生じて来ない。
このことは何となくでもご理解いただけたことと思います。
その人が自分に苦しみをもたらす思考をしていれば、それが強く現実に反映されます。ですから「自分が喜びや楽しみ幸せをもたらせる思考」に向かっていくことがはとても重要です。
また、潜在的にネガティブな思考パターンがある時の目的は何か。(裏意識の目的はあるのです。)たとえば、不安や心配を抱える人の情報空間(潜在意識)には、
「私がよくなったら他人に優しく接してもらえない」
「私がよくなったら見放される」
このようなものがある場合もあります。
潜在意識なので強力に物理空間に働きます。その結果、現実的には「望ましい方向に向かわない状況」が続く訳ですから、とっととそういうのはやめられた方がいいですよね。
そう、シンプルに、
望まないことは
やらない。
望むことを
やる。
です!
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