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子どもを褒めて育てる、子どもを褒めて伸ばす、その言葉を受けて一生懸命子どもを「褒める」。一般的にそれは大変良いことかと思います。

 

でも、そもそも褒めるって何なのか、その捉え方によっては褒めることによる負の代償は大きくなるし、褒めるってね、上から目線だな…、と私は思うのです。

褒めるとは

心と体のセルフアップサポート専門
吉田かおりです。(私のプロフィールはこちら

 

結論を先に言うと、褒めるってやっぱり上から目線でナンセンスだと思う。

 

「褒める」とは、子どもが何か良いことをした時にそれを「良いことだと評価して褒める」となりますよね。

 

それって、子どもからしたら本当に望んでいることと違いますよ。

あなたも子どもだったから本当は知っているはずなんです。

自分が子どもで純粋な気持ちを持って居た頃を思い出すことができますか?

 

本当に求めていることは、

子どものあなたがが喜びを感じていることや楽しみを感じているそのものに対して、そばにいる大人(親)が一緒に喜びを感じ、楽しみを感じること。

 

つまり、子どもは気持ちを共有してもらうこと、楽しみや喜びを分かち合うことに純粋に喜び幸せを感じるのです。だから大人は子どもから幸せをもらってるのですよ、ほんとは。

 

ただ、

その喜びや楽しみを感じるフィーリングが親の方に「ない」場合があります。

 

 

たとえば、子どもはこんなことよく言います。

 

「ねえねえ、みてみてこれー!!!」

 

その子が喜びを感じているそれを一緒になって、「わぁ!すごいねえ!!楽しんでるねぇ!すごいなぁ〜そんなことやってたんだ〜!」などと、あなたの喜びを表現することが、子どもにとって最高の褒め言葉と言うことなんですね。

 

子どもはこうやって、他者(親も含む)と共に幸せを分かち合えることで自己価値観を高めていくのです。

 

なのに、大人の方が「褒めてあげよう」と思ってる時点で上から目線。

大人の方も純粋に子どもの喜びを感受する感性がその時点でブロックされるの。

 

決して上から目線で「それができたのなら褒めてやろう」とかって、、そんなの大人都合のものでしかないじゃん。

 

褒めて「あげる」が、もうやっぱりおかしい。

 

そうやってジャッジしている以上、あくまで上から目線の「評価」にしかなってない。

 

そうなると、ただ親の都合、世間の都合の中で良いとされることをすれば褒める、こういう構図になります。

 

親の都合と世間の都合に合わせる子ども

このような親や世間の「良いとされる都合」を基準にしているだけで子どもに褒める行為をしていれば、子どもが純粋に喜びや楽しみを感じていることに対して、親の方は「無関心」、あるいは「どうでもいいい」と軽視し、適当なあしらいをしてしまってます。

 

そうなると、

いつのまにか子どもは「親に褒められたくて」何か良いとされることをし始めます。

 

だって、子どもは承認欲求が強いんですから。

 

親に認められたくて、親に振り向いてもらいたくて一生懸命。なぜなら親に見捨てられると生きていけないこと、生命を維持するための基本的なシステムとしてプログラムされているのですから。

 

 

自分に関心を向けて欲しくて、「いい子」になってお母さんが喜ぶことをする。そうして褒めてもらおうする。

 

目の前の不調和を、なんとか自己責任のもと回避しようとすることで「いい子」になる。

 

 

なぜ無邪気なはずの子どもがそんなことをしなくてはならないのか。

 

子どもが日々、「ありのままの自分ではお母さんは振り向いてくれない」、という経験をしてきた背景があることが見えてきますか。

 

ありのままでは認めてもらえない。

 

それは同時に、見捨てられるのではないかという生存に関わる不安が生じてるんです。

 

だから、お母さんに合わせて世間に合わせて「いい子」になることで自分を認めてもらおうと子どもは親を求める。

 

親もそう求める。

 

大変不自然なことです。

 

薄っぺらい親子の関係

たとえば、子どもが良いことをしたときに「いい子だね」と頭をなでて褒めます。

 

子どもが良いことをしたときにする表現のひとつですね。

 

でも、子どもが「何か良いことをしたとき」だけ褒める、というのはものすごく簡単で最も「安易」な愛情表現の一つです。

 

世間や親が良いと判断すること、

その「良い」に当てはまるから褒める。

それ以外のことは適当にあしらっているとしたら?

 

先程も同じようなことを書いてますが、子どもの立場からこの出来事を捉えると、子どもは、自分が親から気に入られたい、褒められたい、認めてもらいたい。だから親に褒められるようなことをして褒めてもらうことをし始めます。

 

これはやがて、

子どもが大人になるにつれ変化します。

 

親には「こうしておけば」「親孝行」になる。ただ形だけです。自分よがり。

 

形があればお互い安心。

ほら‥ちゃんとしたでしょ。

これなら何もいわれないでしょ。

 

こうやって子どもは親に「安易」な親孝行をするようになります。

 

 

お互い様なのですよね。

 

 

互いに心を通わせる経験をしてこなかった代償は、形だけの親子を形成し、愛不在でただ自分都合の愛情に縛られた関係性にしかならないのです。

 

このように、親も子も、喜びやを分かち合う要素はどこにもなく、なんのフィーリングも起きずにただ形だけの良い行いをしているだけになってしまいます。中身のない虚しい関係です。

 

反抗期は悪いことじゃない

私が知る限り、多くの家庭では親は子どもに対してあまりに支配的。だから反抗期はあって当然であり、ない方が異常だと思います。(当然、親と子が本当にそのとき心のふれあいをもち、そのとき信頼関係がある関係を築いている親子間ならば別です)

 

子どもに自由意志を与え、自らが選択する経験をあまりに持たせていない。

 

そんな子どもたちが中学生にもなれば、だんだん反抗期がやってくるのは当然のことで、それがあるかこそ親も子もこれまでの見直しができて修復できるのです。

 

膿を出し切って、とにかく親は親としての失敗を認め子どもの本当に最善とは何かを考え直す時期なのです。

 

「親のいいなり」に「生きさせること」は絶対にできないのですから。

 

子どもの人生は子どものものです。

親であるあなたの人生もあなただけのものです。

自分の人生を幸せに生きること、基本はここなのです。

 

 

大切なことなので、もう一度書きますね。

 

親は子どもを支配し子どもをいいなりにさせていては、子どもとの将来の関係性は愛不在で形だけの虚しい関係だけです。

 

みんな誰でも自分の主張を持っています。

その人の人生の選択権はその人にしかありません。

 

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