マインドフルネスな1日を実践しよう
マインドフルネスとは、今という瞬間に注意を集中しその中で自分の心の動きを知り、評価や思考が起きていることに気づいたら何度もまた今という瞬間に意識(注意)を集中していくことです。ご飯を食べている、シャワーをしている、歩いている、それらの中でも試していけます。
どんな思いで行動しているか
こんにちは。吉田かおりです。
毎日が平凡でつまらない‥‥同じ繰り返しばかり‥‥いいことが何もない‥‥何しても面白くない‥‥。こんな気持ちになってくるとき、1日という時間は右から左へとただ流れ去っていくだけなんですよね。
マンネリしてるってことです。
そ。
つまんないのは
マ ン ネ リ です!!
『やらなければいけないからする』だけでは、『自分を生きている』という実感がもてない。
つまり流れ作業してるだけで何か自分のこれってのをやってないから。
「自分がない」ほど自分の本質的な喜びにつながる経験がない。だから、今という時間に感謝する気持ちや充実を味わう気持ちなど、居心地の良いフィーリングが生じる経験が生まれてこないんです。
過去の良かったことにしがみつきたい時
今に満足を感じることができずに過ごしていると、心は満足を探しに外に外にと向かいます。
その一つに、時間を過去に戻し、
その過去の良かったことにしがみつく。
「あの頃は良かった‥‥」
「あの頃は楽しかった‥‥」
「あの頃に戻れたなら‥‥」
過去の自分を羨み、そこに意識を向けるほど「今」という現実の不安や不満は増大し、恨みや妬みの気持ちまで引き起こします。(怖いねぇ人間ってそういうものみたいね…)
結果的に、「今」不安や不満を感じる「その現状」において自分のやれること、やるべきことが一体何なのかを考えたり取り組んだりする行動を拒ませるんですよ。自分にはなすべきことが「ない」という気持ちを強化させちゃうという‥‥。
その立場を選ぶ以上、当然のことその人の活力は低下します。
「この先(未来)もいいことなんてきっとない‥‥」
未来に向けた否定的思い。
つまり、それは未来がないということ。
自分の未来に希望や期待がない。
う〜ん、過去がどんなに良かったか知りませんが、それって”過去”なんですよね。今にない。
またこれから先に対する不安も、
今にない。
ほんとに、不安というものに囚われるってことは本気で本気で本気で損なのです。
あのときは良かった
あのときこうしておけば良かった
あのときこっちを選んだのが間違いだった
未来を思っては、
きっとうまくいかない
きっとダメになる
過去や未来へ意識を向け、現実「今の自分」がいない。
だから自分を取り戻せなくなります。
そんな時間で過ごし続けることが幸せですか?ってことですね。
それが不幸を感じる元でしょ?
ここを自覚してください。
目覚めてください。全て自分で選んでいるのですよ。
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未来について
「やならなければいけないことだからやっている」という義務的生き方に偏れば、自分を見失い、今以外に無意識的にも囚われてしまうことに気づかれた?ことと思います。
今にあるつまらなさや不満、不安、心配など、その思いが強ければ強いほど意識的に肯定的未来をイメージすることはできないです。
お客様に対して
「あなたの1年後はどんな風になっていたいですか?」
「もしその悩みが全て解消されたら何がしたいですか?」
などと言った質問を問いかけてみると、
ぽかっと驚いた表情をされます。
意識的に、(肯定的に)未来を思い描くことなどずっとしていなかった、とおっしゃいます。確かにそうですよね、自分に対して否定しかない人がどうやって自分を良くすることができるのか?という話なんです。
有益なアドバイスを受けたとしても、また何かを学んだとしても、どうやっても自分の問題を解消するのは自分自身しかありません!!
自分以外の誰か「導く者」の存在があったとしても、その人があなたをなんとかしてくれるんじゃないです。他人の人生のハンドルを切ることは絶対にできませんからね。
わからない未来について不安に囚われるのはどれだけ馬鹿らしいことかに気づくのは難しいことじゃないです。本当は単純、とってもシンプルなことです。
今当たり前と思うことは当たり前なんかじゃない
あなたが今自分の置かれた環境において存在するもの全ては、もしかすると明日にはそれが存在しなくなることだって起きる可能性はあるんですよ。
この世界は有限なのだから。
『限りがある』ということです。
やがては滅びるのです。
あなたが今、元気に健康に生きていたとしても、明日には体調が崩れて熱を出して苦しむかもしれないのです。
あなたの子どもが今、元気で生意気言って親であるあなたを困らせ、あなたは「子育てを放棄してしまいたい!」みたいな気持ちになっていたとしても、明日あなたの子どもは交通事故で命をなくしてしまうかもしれないのです。
今を真剣に生きることを求めるんですよ。
貪欲に!!!!
今を大切に、自分が存在する意味を掴むこと。それが「できることを自分で考え選び行動する」ということ。それが義務だけで行動していくって、どんなにつまんない人生ですか!ということ。自分の幸せを掴むのは自分しかありません。自分に幸せを掴んでいない人は『分け与えること』はできません。
楽しみを生み出すことも感謝の心を感じることもできずに不安や不満になるのはもう疲れたでしょ?やめればいいじゃん。違う選択はあるのだから。
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今に意識を集める練習
日常を過ごしていく中で、”自覚なくとる行動”というのは非常に多いもの。
・歯磨き
・メイク
・食事
・掃除
・料理
・買い物
・車の運転
などなど‥‥
これら日常的なことの多くはかなり無意識的に行っているもののはずです。
たとえば鍵の置き場所を変えたのに、以前の置き場所に置いてしまう。これも無意識的な行動に支配されている証拠です。
毎日いただく食事も、本当にその食事を味わっているのか?と言ったらほとんど味わっていなかったりしてます。おしゃべりに夢中だったり、テレビをつけていたりすればなおのこと。
メイクなどは「自覚的にやっている」と思われるかもしれませんが、案外無意識的に済ませてしまっていることも多いですよ。
意識することができると「客観視」の視点が持てます。つまり自分が自分を見ている視点。これによって第3者の立場にもなれるため視野が広がります。
たとえば、
メイクについてですが、きれいに描けていると思っていた眉毛も意識化ができ客観視がうまくいくと、
”左右のバランスがすごく悪い”
”まゆ全体が濃い過ぎる”
”‥‥なんか今更だけどこの眉の形自分に似合ってない”
などと何かに気づくんですよ。
自分の行いを改めて意識化してみる。
今当たり前と思っているそこに意識を向けて、自分にすでに与えられていることに改めて心を動かしてみる。
これがマインドフルネスなのです。
今にまた新たな価値を見出していけるはずです。
マインドフルネスに生きることとは、とらわれのない今を生きることです。過去にしがみついてなく、未来を恐れてもいなく、ちゃんと今、今この1日を、毎日を丁寧に、また自らの選択肢のもと過ごすこと。
この毎日に価値を見出すのは、何も難しいことではありません。自分はもともと素晴らしい存在であることを、何ができるできないに関係なく価値があることを思い出すだけです。自分に感じるフィーリングを居心地の良いものを経験すればいいだけです。
目標なんていらない
今を大事に生きていないうちに大きな目標を立てたってほとんど無駄です。今を大事に、今ある価値を実感しながら生きていくからこそ自分の求める目標が本当にわかってくるのだから。だから、過去にしがみついている人は、目標なんていらないです。
だから、まず目の前のことしっかり見て、感じて、現実をちゃんと体験する!マインドフルネスの実践です。
今に真剣に向き合えば、過去にしがみつく必要はない。
過去なんて今の在り方しだいでゴミにも宝にもなるの。
そして、今に自分の足で本当に立ったなら、望ましい未来が持てるようになるってこと。そうなれば未来について不安を抱いて今が苦しむことなんてなくなるってこと!そう、自然に望ましい未来が持てるようになるんです。
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